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2004年 09月 30日
お役所仕事
 「お役所仕事」という言葉はいつの頃から言われるようになったのであろうか。土光敏夫や猪瀬直樹といった人物が活躍するためにあるような言葉だ。非効率的なことの代名詞として使える、ある意味で風情のある言葉だと思う。(どんな風情だ?)

 人里離れた山の中でもお役所仕事の弊害とも思えることに遭遇する。こんな所でもお役所仕事か。あきれてモノも言えない。山の中、登山道などでは都道府県や市町村当局が設置した「指導標」や「山頂標識」の類をしばしば目にするが、コレがまた何と申して良いのやら。コストの点で非効率的かどうかは知る由もないが、どうも縦割り行政の弊害が出てなくもない。

 山頂やその稜線、尾根といった地形は県境とかの自治体の境界線になっていることが多い。今回縦走した甲武信から雁坂にかけての稜線は埼玉県と山梨県の県境にあたる。そういった場所には双方の自治体の立てた標識が林立してしまう。コレだけでも十分ムダ。無駄な上に自治体ごとに違った地名で標識を立てるのは止めて欲しい。

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 そうは言っても山のこっち側とあっち側で呼び名が違うこともあるだろう。それは分かるのだが、この写真における埼玉県の態度は理解しがたい。山梨県では「破風山」(写真左)、埼玉県では「破不山」(写真中央)と書くらしい。それはいい。ところが環境庁と埼玉県の連名で立ててある標識(写真右)には「破風山」となっている。県レベルでは山梨に対抗してか違う名前で表記しておきながら、上位の役所である環境庁と連名となると別の名前で表記している。埼玉県当局の見解をお聞きしたいモノである。

 ちなみにこの山梨の山頂標識はお役所が立てたものではなく(お役所の後押しもあったかも知れないが)、山梨日々新聞だかの企画で山梨百名山を制定して立てたものと聞く。その設置に関わったボランティアの人から聞いた話だ。ついでにトリビアを一つ、山梨百名山で唯一山頂標識がない山がある。それは富士山だそうだ。立てようとしたところ、環境庁(当時)からの許可が下りなかったという。
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by w_bunz | 2004-09-30 22:01 | 与太話
2004年 09月 30日
お月さま見えずの甲武信岳レポート2

 雨の日のテント泊は憂鬱だ。狭い部屋に幽閉されている気分だ。だいたい雨音が煩くて眠れない。この日はラジヲだけが気を紛らわせてくれた。私のラジヲが安物だからって分けでもないのだろうが、FMの方が良く聞こえる。聞こえてきたのはボサノヴァアレンジの「フライミートゥーザムーン」。お月見にやってきて雨の中テントに閉じこめられて聞くにはもってこいの一曲だ。

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 一夜明けても天気は一向に良くならず。それもそのハズ。台風がこちらへ向かって来ているのだから。サッサと撤収して予定のルートの縦走に取りかかる。歩き始めて身体が温まり始めた頃、ふと樹林の隙間から甲武信岳が目に入る。わずかだけれども紅葉は始まっている。月は見られなかったけれど、紅葉らしきモノを目にすることが出来て良かった。
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by w_bunz | 2004-09-30 21:29 | 山遊
2004年 09月 30日
お月さま見えずの甲武信岳レポート
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 ピラミッドのような形をした山を「ピラミダルな」という言葉で形容することが多いけれど、甲武信岳もそんな言葉の似合う山だろうと思う。徳ちゃん新道を黙々と登っていたときは予報に反して良い天気で、しばしば陽射しを浴びてイイ気分でいられた。稜線に出て木賊山を越える頃にはガスが出始めて、雲行きが怪しくなる。事前の天気予報の推移からホントにお月見が出来るとは期待してはいなかったが、やっぱりガッカリしてしまう。
 予定の時間通りに甲武信小屋付近まで来たとき、一瞬ガスの切れ目から目指す甲武信岳が見えた。ピラミッドのような形の山だ。まったくもってコレはピラミダルな形状をしている。いいや、コレはピラミッドだ。ピラミッドに違いあるまい。古代の王の墳墓である。恐れ多くもこの山の山頂に登ったる。
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by w_bunz | 2004-09-30 21:17 | 山遊
2004年 09月 18日
別荘、買い換えました
 なんとも景気のいい話である。10年くらい前に買った別荘は老朽化が激しく、雨漏りの心配もしなければならなくなってきた。そこで買い換えようと。本日仕事帰りに、石井スポーツ登山本店へ出向いて新しい「移動式別荘」を買ってきた。ナンのことはない。テントのことである。

石井スポーツ



 コレを買った。石井スポーツのゴアライトXテントだ。「X」ってぇーのがオ
トコ心をくすぐるね。「仮面ライダーX」とか「遊星からの物体X」とか「X」はいつもミステリーだ。「プロジェクトX」もあった。だから「X」はカッコイイ。

 従来、使って来たのがやはり石井スポーツのゴアライトテントだったのだけれども、古くなってゴアテックスの生地の層が剥離し始めた。こうなるともう防水性能だのナンだのいう前に見た目に安心感がなくなってくる。フライシートを使えばそれでも十分使えるとは思うけど、フライシートなしで快適に使えるゴアテックスの有難味がなくなってしまう。

 とか、いろいろと理屈を付けて新しいのが欲しかっただけとの指摘は受け付けない。いいじゃん。新しくて、軽くて、小さくパッキングできるのが欲しかったのだ。「X」はホントに小さい。従来のゴアライトより重さもカサも2割減といった感じか。しかしその分、デリケートなようだ。生地は薄い感じだし。ボトムシートを敷いた上に設営するのが無難な気がする。
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by w_bunz | 2004-09-18 18:44 | 買い物
2004年 09月 18日
ただいま仕事中
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by w_bunz | 2004-09-18 15:28 | 路上から
2004年 09月 17日
自転車ゴミ屋敷
 他人にはゴミとしか思えないようなモノを大量に収集する性癖をもった人物がいる。そして、その周囲に多大な迷惑を及ぼしているというようなニュースを耳にすることがある。自宅やその周囲に溜め込まれた大量のゴミの山を見て、人々はコレを「ゴミ屋敷」と呼ぶらしい。

 私にはゴミを収集する趣味はない。しかし、少し怖がりなところがあって、中でも「もったいないオバケ」にめっぽう弱い。捨てられないんだな、なかなか。壊れて使えなくなったモノなんだから捨ててしまえば良いのだけれど、何か使えそうな気がして・・・・・挙げ句の果てにはいくつものジャンク箱が部屋を占拠する有様だ。ご近所に迷惑をかけた覚えはないが、まちがいなく家族は辟易している。

 実際にとっておくと役に立つ事もないではない。まったく使えない程でなければ、何かあったときのバックアップになる。部品のいくつかは修理用のスモールパーツのストックになる。それにしても細かくバラして、必要なパーツだけストックするのが正解だろう。そんなジャンク部品の山を見ていて自己嫌悪に陥らないでもない。捨てるか。意を決してジャンク箱の一つを整理してみた。

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 これらはコレから捨てるのだが、一つ一つ手に取って名残を惜しみながらゴミ箱に放り込もう。出来ることなら供養のひとつもせねばなるまい。「自転車神社」とか「パーツ供養の日」みたいなものはないのだろうか。供養の意味を込めて、って意味がよく分からないが、上段左から順に紹介していく。

シマノ XTリアディレイラ(9速)
先日、このブログでも紹介したモノ。やっと外してジャンク箱の仲間入りをしたばかり。

シマノ XTリアディレイラ(8速)
およそ2年間山サイで酷使。その後、BD1に移植するも歪んでいるため変速不良。

シマノ LXリアディレイラ(9速)
通勤用MTBに使用するも度重なるクリティカルヒットのためパンタグラフ自体が歪んで変速不良

シマノ アセラ/リアディレイラ
壊れていないがグレードが低いので交換。エラソウというかゼイタクというか。9速のドライブトレイン導入によって8速XTが中に浮いてしまい、アセラの行き所はジャンク箱という事になってしまった。

トムソン エリートシートポスト(キレッパシ)
軽量化のため切りつめる。こんなモノとっておいて、オレってば何のつもりだったのだろう?

シマノ アセラスプロケット
壊れていないがグレードが低いので交換

シマノ IGチェーン
9速化によって使用不能に

アゾニック ダブルウオールライザーバー
衝撃吸収は良いが柔らかいため登りで漕ぎづらい。しかも長過ぎ。ハンドルとしての使命は強制終了、小径車のワイアレスサイクロメータ用のブラケットの材料となる。

セライタリア ゲル入りサドル
中央のゲル部分が取れてしまった。なおも乗り続けるとサイド部分の皮革が擦り切れて、いい加減もう交換しようという気になった。3〜4K円で購入、1万キロ以上は走っているので元は取った。

パザッツ シートポスト
ヤグラの圧入部が緩んで、少しだがサドルが回るようになってしまった。大きな力を掛けなければ回らないが、ケツの下の出来事はついてはナーバスにならざるを得ない。

スコット バーエンド
大転倒の結果、クランプ部が歪む

 みなさん、長い間ホントにお世話になりました。合掌
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by w_bunz | 2004-09-17 15:13 | 壊れ物
2004年 09月 15日
チェーンリング固定ボルト破損
チェーンリング

http://www.fullspeedahead.com/products/road/pages/chainrings/bk-torx-t-30-chainring-bolt-kits.htm

b0012281_1993375.jpg 交換時にちょっとしたトラブル発生。交換するためにチェーンリングを新たに買ってきたまではよかった。さて、明日の出勤に備えて交換、と思って薄暗い深夜の玄関で作業を始めようとした。件のチェーンリングはFSA製である。固定ボルトも同じブランドのようだった。


 何気なく5m/mの六角レンチを突っ込む。入らない???。薄暗い中、目を凝らして見ると一回り小さいように見えた。今度は4m/mで。入った。ホッ。力を入れて回す。

 ゴリッ、という感触が。やばっ。舐めてしまったか。でもナゼ???暗くてヨクミエナイ。哀しいことにワタシも中年と呼ばれる年になって、視力がすっかり弱ってしまって、特に薄暗い場所では小さいモノがよく見えない。舐めてしまってから初めて気付いたが、コイツには六角レンチではなくて、トルクスレンチだったのだ。それも家にないサイズのヤツだった。今日、仕事帰りに工具などの品揃えの豊富な百貨店へよって買ってきた。

 幸いにも完全に舐めてしまったわけでなく、トルクスレンチの星形の頭にシッカリ噛む状態だったので取り外し作業はいたって簡単に済んだ。で、チェーンリングの交換である。新規にリングを取り付けて固定ボルトを締める。以前に使ったことのある固定ボルトは5m/mのモノばかりだ。いずれも有名ブランドの製品である。トルクスレンチの固定ボルトは初めて見た。

 チェーンリングなど、駆動系の部品は始終強い力が係るものだ。今までにチェーンリングのボルトは、 緩んでいたり脱落していたりした事があった。 なるほどトルクスレンチはより強い締め付けが可能らしいから、ここに使うのは合理的だ。とか、思いながら締め付ける。どんなことがあっても緩むなよ、と念じながら締め付ける。

 ゴリッ、という感触。またかい。今度はなんだ???舐めたのではない。なんと今度はボルトの相棒、ナットが破損だ。インナー側からギア板を固定するナットの縁がちぎれておる。トルクスレンチの強い締め付けにナットが耐えきれなかったらしい。こんな事ってアリか?FSA??なめとんのか??あっ、舐めたのはオレか。
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by w_bunz | 2004-09-15 19:07 | 壊れ物
2004年 09月 15日
チェーンリング
 先頃のツアー発覚したことがある。坂が登れない。それもそのハズ。フォールディングバイクだし、スモールホイールだし、なにしろフロントのギアがでかいし。自転車のエンジンたる私の脚力も問題だが、それはさておきチェーンリングの交換へと話は進む。

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 もとが55/44Tの2枚仕様だった。トリプルにする手もあるが費用がかかりすぎ。というわけで、お手軽にインナーだけ小さなモノに交換と決めた。レーシングバイクではない。この際、変速性能など気にしない。で、デフォルトで組まれているのと同じブランド、FSAの38Tのチェーンリングを買い求めた。インナー44Tから38Tに変更という塩梅だ。フロントギアがこれだけ小さなモノに変わればどんな坂だって恐くないってモンだ。

 交換を終えて、とりあえず手でクランクを回してみた。変速性能悪いみたい。というか変速しないといった方が正しいのでは、との疑念もフツフツと・・・・・・まぁ、イイか。オレの走りにはコレでイイのだ、ブツブツ・・・・・・

FSA - Full Speed Ahead
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by w_bunz | 2004-09-15 18:02 | 買い物
2004年 09月 07日
シマノXTリアディレイラ
 「出る杭はうたれる」などというけれども、出っ張っているところは否応なしにぶつけてしまう。裸足で、あるいはサンダル履きで歩いていて小指をぶつけてしまうなんて事、誰にでもあるのでは?それは自転車漕いでいてもあることだ。ちょっとした障害物を避けるときにギリギリで避けたつもりが足に触れる程度のことはあるだろう。

 足先を含めて自分の身体ならば、気を付けてさえいればそういった接触を回避する事は十分可能だ。「総身に知恵がまわりかね」るような大男でもない限り容易なことだ。あるいは、視界に入っているモノ、場所では注意の払い方も違ってくる。ヤッカイなのは自分の視界の外での出来事である。

 リアディレイラは通常は走行中に見ない。なぜなら自分よりも後ろに付いているからだ。思い通りの変速が得られている限りあまり気にせずに走っているのが普通だ。だからなのか、私はよくぶつける。いや、気にはしているけれどもそれでもぶつける。シングルトラックではいうに及ばず、街乗りでもぶつける。

 幸いにもフレームエンドの破損には至ってない。一度ディレイラハンガを曲げてしまったが、アルミフレームだったけど無理矢理もどして使った。で、リアディレイラだがよく壊れる。よくぶつけるからに違いない。ディレイラが壊れることである程度衝撃を緩和しているからフレームのダメージが少ないのだろうか。有り難いことだ。この尊い犠牲に感謝の気持ちを忘れてはイケナイ。

b0012281_1933493.jpg このリアディレイラ、シマノ製コンポが9速化された年に買ったものである。現在で3台目に当たるフレームに取り付けられている。見たとおりキズだらけ。人に歴史あり、ディレイラにキズありだ。

 某所へのツアーに出た際、同行の兄貴分F氏に「ずいぶんと味だ出てきた」とからかわれた矢先の出来事だった。朽ちかけた大きな切り株、油断していた。岩であったならもう少し慎重に行ったかも知れない。クリティカルヒットだった。ぶつけた直後から変速不良が始まり、後で確認するとケージが歪んでガイドプーリーの回転が手で回せないくらいに重くなっていた。

 修理が可能なのかどうかは分からない。が、この際処分するつもりだ。新品ゲットでもよいかも知れない。あるいは、休眠中のバイクから部品をひっぺがして調達というのもアリだ。いずれにせよ、このディレイラはお役御免だ。長い間お疲れさまでした。

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by w_bunz | 2004-09-07 19:03 | 壊れ物
2004年 09月 03日
浄水器
 先日、水道橋のSやスポーツでの出来事、今回のツアーのために買う気満々で浄水器のスペックなど真剣に比較していたら

ベテラン店員氏 「東南アジアへ?」と
ワタシ     「いえいえ、国内へ」
店員氏     「要らないよぉ(笑)」

 みたいな会話の末、ナゼか買い物を諫められて?しまいました。ベテランアウトドアマンであろう店員氏のある意味で良心的な説得によって、いったんは購入を見送ったのだけれども、そういえば九月一日は防災の日。浄水器の一つも持っておかねば枕の高い東京都民にはなれない。

b0012281_23163961.jpg というわけで、買うことに。とはいえ、あんまり予算もない。高価なものはちょっと・・・・じゃこれか。約三千円也。マヨネーズの入れ物ではありません。0.1ミクロンのフィルターで病原性細菌や原虫類は除去できるそうだ。これなら湧き水はもちろん、沢の水だって安心して飲めるぞ。


 まあ、あんまり神経質になるつもりはないけれど用心に越したことはない。死んだバアちゃんも生水だけは飲むなと言っていたかも知れない。しかもこれ、軽いし小さくたたんで持ち運べるからカサバラないのが嬉しい。高価なポンプ式の浄水フィルターよりも良いかも知れない。
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by w_bunz | 2004-09-03 23:14 | 買い物