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2008年 08月 25日
【Rough and Ready】話題が音楽なのか自転車なのかよく分からぬが一周年記念【ジャイ子】
今日でちょうど1年。4代目、通勤用自転車、ジャイ子ことラフアンドレディー号の運用開始からちょうど一周年なのだ。うーん、赤飯でも炊いてお祝いしないといけないな。今日は、雨の降りしきる中、現場への往復。切ない一日だったよ。

この一年間で、総走行距離7500km弱(推定)。今年はよく走った。やっぱり、新車だと必要以上に乗りたくなるもの。例年、6000kmちょっとは走っているので、やや多目だ。つまり今年は、例年以上に楽しんだということでもある。
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ところで、今年に入って愛車に名前をつけて愛でるという、こっぱずかしい行為を、それもブログ上で公然とやらかしてきたわけだが、読者諸兄には意味不明な点も多かろう。それはそれとしてまあせっかくなので。

普段ジャイ子と呼んでいるが、それはジャンアント社製フレームで組んだから。正確には2005年モデルのXtC Hybrid1の完成車バラシ品フレームを買って組んだもの。XTCといえば、やはり"Black Sea"が最高傑作というのが通り相場か。俺も好き。ただ後期の作品はあまり好みでなく、初期のものがいいね。"White Music"に収録の"All Along The Watchtower"なんか数ある同曲のカバーの中でも異彩を放っている。

ジャイアントのXtCシリーズは、廉価版でも割としっかりしていて、「同じ値段ならワングレード上」とまで言われたジャイアント神話を体現するモデルのひとつだ。(だったか?)うちのジャイ子もなかなか良くて、よく走る。走りやすい。扱いやすい。乗ってて疲れない。良い自転車だ。(と、持ち上げておいて)

でもちょっと私にはコーナリングがナーバスな感じで戸惑う事がある。ややクイックな感じというか、オーバーステア気味に感じるときがある。MTBに限らず、ややダルな感じが、安定感があって好い。ハンドリングに付いてはあまり馴染めない感があるものの、他はおおむね良好。というかバランスが取れてるというか。

ブレーキングに対する挙動は、ヘンにクセもなく安定してる。もっともこれはフレーム以外の要素が大きく関係してるが。加速に関しても、まあいいでしょう。アルミフレームのようにレスポンスが好い感じではないけど、私程度の脚力では、むしろ身体に負担をかけずに効率の良い加速ができるような感じ。

全体的に強い個性を主張しない自転車だね。控えめで、よくいう事を聞いてくれる感じ。それでいて安っぽいルックスがなんともいえない。見てくれも個性を主張しないね。いたって平凡なデザインにありきたりなカラーリング。でもそれはそれで都合好いんだよ。路上放置はほとんどしないけど、駐輪場に丸一日おいておく事も多いから、他の自転車に埋もれて目立たない方が安心でしょ?(褒めているのか貶してるのか、どっちだ?)

ところで、ラフアンドレディー号というのが正式名称。そのココロは?こいつはその前の通勤車が壊れて急遽組まねばならず、急いで、つまり間に合わせで作ったので。ラフアンドレディーは、間に合わせのとか粗製乱造みたいな意味。当時、Jeff Beck Groupの"Rough and Ready"を繰り返し聴いていたから、それにちなんで。

by w_bunz | 2008-08-25 17:15 | 与太話


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