2008年 06月 21日
寝袋を丸洗いした。もう結構長く使ってるシュラフで、15年くらいになる。いや、もっと前だったか記憶が定かでない。昔からザックとか寝袋は洗うものではないといわれていたような気がするが、使っているうちに臭くなってくる。さてどうしたものか。 寝袋は、以前に「羽毛布団」としてクリーニングに出したことがある。きれいになって帰ってきた。山で湿らせたまま何泊もするとよくわかる。きれいなほうが好いに決まってる。そしてまた数年を経て、臭くなってきた。最近では、山行から戻ると布団乾燥機でちゃんと乾かしてから収納していたので、そこそこよい状態をキープしていたのだが。 どこかの寝袋メーカがそのサイトで「汚れた羽毛は保温力が落ちるので、シュラフは洗うべき」といっていた。なるほど羽毛というやつはその中に空気を蓄えて暖かさを保つのだだから、これが汚れてベタッとなったら元も子もないってワケだ。理屈はわかったぜ、オーケー。だったら家で洗ってみる。またクリーニング店に持ち込もうかとも考えたが、家でやればだタダ。 もうメンドクサイので洗濯機で丸洗い。洗濯ネットもそんなデカイの家にないのでそのまま突っ込む。でも「手洗いモード」で。洗剤は、食器用中性洗剤に少量のアンモニア水を加えて使った。これは結構いけるのだ。家で洗濯にフツーに使ってるのだ。 食器用洗剤は食品にも使えるものなので安全。粉末洗剤と違って溶け残りもない。アンモニアは油脂をよく溶かし、たとえばタバコのヤニとか、寝袋みたいに皮脂汚れが主な場合有効だろうと。また乾けばあの不快な刺激臭は残らない。デリケートなものを洗うときは中性洗剤を使うのがセオリーではあるが、アンモニア水はアルカリ性といっても弱いし、曝露時間も長くはない。気化しやすいので残留も気にする必要がない。欠点はあの刺激臭だけだ。どう?アンモニアのよさわかった?でも、「ユアーオウンリスク」で。 で、やや念入りに濯いで、軽めに脱水。そして陰干し。ベランダの物干し竿に開いた状態で引っ掛ける。2-3時間でほとんど表面は乾いてきたので、あとは室内で布団乾燥機による強制乾燥。2時間くらいで完全に乾いた。まだこの状態だと中の羽毛が固まったまま。これを手で解してやると、をを、フカフカの新品同様。 今回洗ったのは冬用。山スキーシーズンにしか使わないので、来シーズンまでお預けだ。でも楽しみだ。初めて自分で丸洗いしてみた。時間はかかるが意外と簡単でどうって事ない。天気のいい日にビールでも飲みながら音楽聴いてくつろぎながらやれば、そういう休日の過ごし方も悪くない。
by w_bunz
| 2008-06-21 14:26
| 与太話
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自転車でトロトロ.....powered by オレ【通勤】自転車ひとつで【輪行】ドコへでも行ったる【山サイ】 なおこのブログはすべてフィクションであり実在の国家団体地名とは一切関わりありませんです。 by w_bunz カテゴリ
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