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2007年 08月 31日
【なんとなく】アラヤ最高【懐古趣味】
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先日、報告したがアラヤのリムで組んだホイールがスポーク切れのため使用不能だ。で、さらにもう1セットあるVブレーキ使用のホイールセットを引っ張り出す。こちらはハブはグレードの低いものを使っているものの、マビックのリムX517で組んだもの。

私の時計は、ディスクブレーキやチューブレスタイアの普及以前で止まっている。当時、アラヤの395とマビックの517は軽量XC用リムの定番、双璧を成していたといっても過言ではない。そんな私もディスクブレーキシステムを導入したころから、アラヤからマビックに変更してしまった。

マビックを使うようになってから思った。やっぱりアラヤ最高。私は基本的にハードテール車しか乗らない。ながらくアルミフレーム車に乗ってきて、リアホイールには適度な柔らかさが必要だった。アラヤの395は良かった。柔らかさと粘り気を兼ね備えた、アルミハードテールに打って付けのホイールが創れた。

一方、マビック517も悪くはなかった。アラヤと比べて明らかにブレーキの効きは良いし。色のバリエーションもあって、見た目にクール。でも決定的にアラヤの方が優れていた点は、重量バランス。まあ私はワールドカップ級のライダーではないので実際に走っていて気にはならないが。

リムの接合部、これらハイグレードなリムは溶接されているわけだが、何本か組んだマビックでは溶接部がやや重くなっていて、触れ取り台の上で回すと良くわかる。さらにアラヤは溶接部のバリが比較的少ない。きれいに仕上がっていて、やっぱりメイドインジャパンだ。

残念ながら395も517も後継機種にその座を譲ってすでに過去のものとなりつつある。過去にお気に入りだった機材への懐古趣味もたいがいにしないとジジくさいか。ただ、近頃今一つパッとしない新家工業にはがんばってもらいたい。

by w_bunz | 2007-08-31 21:48 | 与太話


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