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2007年 04月 15日
不憫なBD-1
BD-1を修理した。カミサンが通勤用に使っている自転車だ。厳密に言えば私の所有物だが、今は事実上彼女のものか。はじめ私が通勤に使っていたが、すぐに飽きて、その上剛性というか強度に不安を感じて乗るのを止めていた。

このキュートな自転車に興味を示したカミサンに自由に使ってもらうことにした。以後彼女のお気に入りとなって通勤の足になった。私が乗っていた頃、すでにハンドルの折りたたみのヒンジがダメになっていたが、一度彼女がホントにへし折ってしまい、一応修理したものの以降だましだましで今日に至る。

折りたたみ自転車というものは大体剛性に乏しいものだ。ハンドルの折りたたみ部分にいたっては強度不足もはなはだしい。気合を入れて漕いではいけないのだ。そんなわけで気付いた時にはヒンジの軸受けの穴がガバガバに、これはもう修理のしようがない。応急修理でとりあえず乗れる状態には戻したが。

今日帰宅してふと見るとBD-1は見るも無残な状態になっていた。うちのカミサンは雨が降ろうがお構いなしに乗ってくもんだから、チェーンも錆び錆び、リアハブはフリーじゃなくなってた。そんなBD-1が不憫に思えて、今日修理することにした。交換用のステムは先日用意していたので。

BD-1のハンドル周りはちょいと特殊で、通常のアヘッドとは上下逆といった感じ。最初はちいと戸惑う。下側のベアリングがひどく錆びていてどうしたものかという感じだったが、交換パーツ(リテーナー、ボール等)の用意が無く止むを得ずグリスアップにとどめる。チェーンにオイルを注してブレーキと変速機を調整。一通り点検して修理完了。どうにかまともに走れそうだ。

不憫なBD-1_b0012281_2226586.jpg


by w_bunz | 2007-04-15 22:26 | 壊れ物


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