2004年 10月 19日
フランクザッパは大した人だ。多くの才能あるプレーヤを発掘してきた。ムツカシイ言葉でいうところの名伯楽だ。現代ロックの父といっても過言ではないでしょう。他にもロック的には偉い人いっぱいいるけれど、ドイツもコイツも社会的にはダメ人間ばかりなので(笑)、ザッパ氏の偉大さが際だってます。 そんなザッパファミリー出身のプレーヤの中でも私はエイドリアンブリューが好きだ。ザッパ氏に見いだされ、キングクリムゾン、デビットボウイ、トーキングヘッズなどとの共演で知ってる人も多いかと思います。ていうか、私はむしろそっちの方をよく知らんのだけど。本人のリーダー作にこそ価値があると思ってるもんで。 それでもフランクザッパのステージで、米軍の女性士官の制服を着て嬉々として走り回ってるブリュー氏のライブパフォーマンスは印象的だったなぁ。テリーボジオとかも出てた。演ってた曲からして「シークヤブーティー/フランクザッパ」のリリースの頃と推定。友人からダブってもらったヴィデオで見たが出所不明。 はじめて聴いたのは、キングクリムゾンのベスト版だったと記憶している。「エレファントトーク」での象の鳴き声、「まってください」のカモメ?の鳴き声とか、今時ならサンプリング音源バシバシ使ってやるようなことをギターで演ってのけるところがスゴイ。いやホント、故猫八師匠もビックリ。 興味深いのは鳴きマネだけではない。動物好きなのか、しばしば楽曲のテーマに動物を取り上げている。前出の「エレファントトーク」、他には「ヤングライオンズ」「ビッグエレクトリックキャット」「ローンライノセロス」、ザッと思い出しただけでこんなに。そういえば「ベアーズ」ってバンドもやってた。 エイドリアンブリューのリーダー作というかソロアルバムでは、異色のインストロメンタルアルバム「デザイアコートバイザテイル」を除いてほとんど本人のヴォーカル。その辺りについては特にどおってことないと言っておこう。歌い手としてはきわめてフツーです。でもギターは変態プレイ炸裂。あらためて聴いてみると多くの効果音はやっぱりギターでやってるんだなぁ、と感心。ヘンな音がいっぱい入ってるワリにはポップにまとまっていて聴きやすい。やはりマルチプレーヤである本人のプロデュースによるところが大きいのだろうか。 エイドリアンブリュー、オフィシャルサイト http://www.adrianbelew.net/ ベアーズ、オフィシャルサイト けっこう気に入って聴いてます http://www.thebearsmusic.com/ とりあえずチェック http://www.thebearsmusic.com/bearstoon/
by w_bunz
| 2004-10-19 22:29
| 与太話
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自転車でトロトロ.....powered by オレ【通勤】自転車ひとつで【輪行】ドコへでも行ったる【山サイ】 なおこのブログはすべてフィクションであり実在の国家団体地名とは一切関わりありませんです。 by w_bunz カテゴリ
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