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2005年 06月 15日
ヘッドパーツの緩み
 通勤用に使っているKHS/F20RC。購入からおよそ1年、約5000km走った。大きなトラブルもなく、細かいところでは多少の不満も感じつつではあるけど、その間浮かせた交通費のことを考えるとまあ納得できる。
ヘッドパーツの緩み_b0012281_94405.jpg

 最近になってヤケに軋みが酷くなってきた。加速時ハンドルを引き込むとギシギシいう。ブレーキング時も軋む。明らかにハンドルかヘッドセットの周辺だ。場所が場所だけにコワイ。

 バイクのメンテナンスは異音との闘いである。ちょっと大袈裟か。とはいえ、異音はバイクからのアラートに他ならない。変な音が聞こえれば即メンテだ。

 ヘッドパーツが緩んでいた。緩み気味なのは走っていて気になっていたが、何かの弾みで許容範囲を超えてしまったようだ。だいたいフォールディングバイクのヘッドは緩みがち(たぶん)だ。

 MTBなどのアヘッドは構造上緩みにくそうだ。というか、フォールディングバイクが緩みやすいという方が言い回しとして正しいかも。事実、MTBでそのようなトラブルは起きてない。一方、フォールディングバイクではBD-1でも緩み発生。

 フォールディングバイクってヤツは、走行性能と携帯性を両立させるためか、各社各モデル色んな工夫がなされていて面白い。ヘッドセット周辺もあらためて観察すると興味深い。F20RCでは通常のアヘッド同様、上から押さえつけて上下のベアリングに圧力をかけているが、BD-1は逆向きのアヘッドになっていて下側にキャップが付いてる。

 いづれもベアリングに圧力をかけるための支点が、ステアリングコラムに巻いたリングである。コレが緩みの原因と思われる。このリングはネジで締めて固定する仕組みなので、強い力が係ればズレてしまうのも有り得る。文章での説明では分かりにくい。興味のある方は実物を観察されると良い。ヘェ〜、という声が漏れるかも。

by w_bunz | 2005-06-15 09:45 | 壊れ物


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